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【引きニート兄妹が異世界に召喚されてまずは王様を目指す!】 ノーゲーム・ノーライフ ~王位選定戦編~(※ネタバレ含)

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今回は、榎宮祐(かみやゆう)さんによる

日本のライトノベルノーゲーム・ノーライフ

のアニメ「王位選定戦」を紹介していきます。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

ノーゲーム・ノーライフのアニメ主に、2話~4話の内容になっております。

冒頭の話は前回の記事になっておりますので、そちらをご覧ください。

 

 01/王位選定戦編~序章~

ある日、遊戯の神「テト」によって地球から、全てがゲームによって決まる世界「ディスボード」に連れてこられた兄妹「ソラ」と「シロ」。

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この世界は十の盟約により、

この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁じられているため盗賊ですら、ゲームを仕掛け襲ってくる。しかし、前の世界でゲームに関しては無敗を誇っていたソラとシロは逆に服まで巻き上げながら情報を得てとある国に着く。

人間の国「エルキア王国」

この国では丁度、前国王の遺言によって、王を決めるゲーム「王位選定戦」が行われていた。

~キャラクター紹介~

そこで戦っているのは、落ち着いた黒髪美少女「クラミー・ツェル

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身長も低め、後胸も、、。

もう一人は赤髪でポーカーフェイスなど無縁そうないかにも焦っている美少女ステフこと「ステファニー・ドーラ」。

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ステフは前国王の孫娘である。

戦っているゲームは「ポーカー」。

二人を見てソラとシロは何かに気づき、ステフに耳打ちで「イカサマされてるよ」と教えその場を後にする。その場には、フードを深くかぶった怪しい存在も

ソラとシロはイカサマが行われていることには気づいたが、その方法までは分かっていない。しかしある可能性には気づいていた。

 

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十の盟約その八

【八つ】ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす

これは裏を返せば、バレなければ不正(いかさま)をしても良いと言うこと。

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その夜、宿に泊まっていた二人の前にみすぼらしい服を着たステフが現れた。

彼女は怒りながら、なぜいかさまの方法を教えてくれ無かったのかを

問い詰めてきた。ソラはそれを軽く煽りながらあしらい、ゲームを提案した。

そのゲームはじゃんけんである。

このじゃんけんでもかなりの心理戦などがあったのだが

今回は割愛させていただく。

(長くなりすぎてしまうため)

 

このじゃんけんによってステフを惚れさせたソラ

(気になる方は是非アニメ2話をご覧ください)

王城に住めることに。

 

城にて、ソラたちはこの国、世界のことについてステフから聞くことに。

この世界には、十六種(イクシード)が存在する。

 この十六種族には、魔法適性の高さによって位階序列がつけられており、

人間種(イマニティ)は16位の最下位。

魔法適性“0”魔法を使うどころか、魔法を使われたことさえ気づけないことを知る

 

もっと情報を得るため本を貸してもらうが全部イマニティ語(日本語とは別の文字。)で書かれていたが、

シロは驚異的な頭脳により短時間でイマニティ語を習得していた。

 

短時間で他言語を習得するシロ驚異的な駆け引きのうまさを持つソラ

この二人を見てステフは今の人類を託せる可能性を感じていた。

 

丸一日、本を読みあさり、いろいろなことが分かってきたソラたち。

ステフが、愚王と呼ばれたおじいさまがそれでもなお人類は他種族に勝てると信じていた、それを証明したかったという思いも知り、王様になることを決めたのだった。

 02/王位選定戦編~前編~

王位選定戦を順調に勝ち進んだ「クラミー」。

戴冠式にて、新国王になる寸前

異議あり!!」

大声とともに乗り込んだソラたちはクラミーが、他国の力を借りていることを告げる。

その証拠に、民衆に紛れ込んでいたフードをかぶった怪しい者の正体を暴く。

その者はステフとのポーカー勝負の場にいた者だ。

フードを脱ぐとそこにいたのは耳の長いきれいな女性。「エルフ」だ。

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クラミーはステフと戦っていたときから、人間が魔法を感知出来ないことをいいことにエルフの魔法によってイカサマをしていたのだ。

 

クラミーもうまくその場をしのぎ、後日ソラ達と別のゲーム対決をすることに。

 

ソラ達は、ステフとクラミーがポーカーをしている時にすでに魔法イカサマをしていることに気づいていた。しかし、どんな魔法か、またその証明が出来ないことを

分かっていたため、ポーカー勝負では勝てないと悟り、別のゲームに誘導するため、

民衆の前でエルフの存在をばらしたのだった。

 

さらに、この「王位選定戦」は他国の者が介入しやすい欠陥だらけであることにも

気づいており、クラミーにソラ達にもエルフのような他国の後ろ盾があるように勘違いさせたのだった。

それにより、バレバレな魔法でイカサマをさせないようにしたのだ。

原理的に勝てないゲームであれば空白敗北の二文字はない。

(どこから来るんだその自信)

 

ゲーム前にクラミーから、自分はイマニティのことを考えて、

エルフの力を借りているだけ

この国のために自分に任せてほしいという話を受けるが、ソラはそれを断った。

 

ソラは、クラミーも人類もみな他種族には絶対に勝てない、人類の可能性を信じていないことに憤りを感じていた。

 

そしてとうとうクラミーと空白のゲームが始まる。

ゲーム内容は「チェス」。

しかし普通のチェスとは違う。

ソラ達の目の前には、ハリーポッターで見たことがあるような、

駒が人間サイズの大きな盤面のチェスである。

そして、この駒達一つ一つが意思を持っているという。

 

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ただ、チェスはシロにとってはただの○×ゲーム

余裕であるかのようにみえた。シロが白い駒、クラミーが黒い駒

シロが先手で駒は指示通りに動く

しかしクラミーは違った。

 

クラミー)「ポーン前へ」

 

その言葉とともに、ポーンが本来進めないマス数を進んだのだ!

 

なんと、このチェス、駒ひとつひとつが王のカリスマ性によって性能が変わるというものだった。

焦るステフであったが、ソラは余裕だった。

いかに、進むマスが増えようとチェスはチェス。

 

シロ)「チェック」

 

先に優勢をとったのはシロだ。シロが負けるはずがない。

 

チェスならば、、、

 

余裕そうなのはクラミーも一緒であった。ここで一つ問題が起きる。

シロが、駒に移動を呼びかけるが動かないのである。

ソラが怪訝そうな表情で

 

ソラ)「このゲームは、駒が動かないことが問題なんだよ」という。

 

駒ひとつひとつに意思があるということは、

進んで死にに行くような駒はいないと言うこと。

捨て駒が使えないのだ。それによりシロの打てる手がどんどんと無くなっていき、

とうとう打つ手がなくなってしまった。

 

シロ「ごめん、、にぃ、、負けちゃった」

 

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泣きながら小さな声でつぶやくシロ。

ソラは、後ろからそっと抱きあげシロを手すりの上に座らせたと思った次の瞬間

 

「全・軍・に・告げーる!」

 

大声で叫ぶ

 

ソラ)「この戦で功績を挙げた者には好きな女と一発やる権利をやる」

 

ぽかんとする女性陣。

ソラは続けて声を上げる。

それは自軍を勇気づけ奮闘させるもの。

ソラの声により、駒達が声を上げ、やる気に満ちあふれる。

そのまま、ソラは命令を続ける。

それは、チェスの駒を動かすように指示するのではなく

本物の戦争での司令官のように、兵隊を動かすような指示であった。

そして駒たちは、本物の戦争のように戦い始めたのだった。

 

ソラ)「シロのおかげでこれはチェスではなくストラテジーゲーム(戦略ゲーム)だと言うことが分かった」

 

そう、これはチェスではなく、駒達が王のカリスマ性によって動く戦略的戦争ゲームだったのだ。このゲームはソラの担当分野だ。

相手の行動から思考まで読み、敵の行動まで逆手にとり利用する駆け引き勝負で

ソラの右に出る者はいない。

 

クラミーはエルフの魔法によって自分の士気を底上げしていたが関係ない。

古今東西圧政によって自軍を従わせた王が賢王だったためしがなく

人間は正義のためにしか戦えない。そして唯一普遍の正義それは

かわいいだ」

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そうして、士気が上がったソラ達白い駒はどんどん押していく。

03/王位選定戦編~後編~

押され始めたクラミーは奥の手を出すのだった。

 

クラミー)「キングE6へ」

 

その言葉とともに、黒い駒達が不気味に光り始める

その駒に触れたソラ達の白い駒は黒く変わっていく。それを見たソラは全軍に告げる

 

ソラ)「撤退だ、敵は洗脳魔法を使うぞ」

 

そう、触れるだけで洗脳をするイカサマだ。

しかし、その証拠はなくイカサマを証明できない。

対処することが出来ず焦るソラ、どんどん押されていき

とうとう相手のクイーンキングに剣を振り下ろした瞬間、

その剣の前に現れたのはソラだった。

 

ソラはいつの間にか盤上に降りていたのだ。

そして、敵のクイーンに話しかける。

そなたは美しい

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場のみんながあっけにとられる。

そして次々と言葉を連ねていき相手のクイーンを口説き落としたのだ。

相手のクイーンが白色に変わっていく。

恋愛シミュレーションゲームはソラがシロよりうまい数少ないゲームなのだ。

 

しかし、それでも状況は変わらない。

相手は触れるだけで洗脳出来るチートを使っている。駒が一つ増えたところで何も変わらない。

ソラは、指向を重ねていく。勝つ方法はあるが、それは相手次第。

どうするべきかと焦っているときシロにより冷静さを取り戻した。

そして、戦わずして勝つ方法があるというのだった。

 

自分のクイーンがとられたことによる焦ったクラミーは、

自分の駒にクイーンへの攻撃を命令した。

これこそがソラが待っていたこと。

元々仲間だった者を手にかけることが出来ない駒は、動くことができ無かったのだ。

そして、ソラはクイーンに再度呼びかける

 

ソラ)「女王よ、乱心の狂王の代わり民を導けるのはそなたしかいない」

 

その声を終えたクイーンの色がに変わっていく。

それに伴い黒い駒の半数も赤色に変わる。

 

第三勢力の出現。

 

ソラは内乱を起こさせたのだ。

これが、ソラが考えた戦わずして勝つ方法なのか?!

 

圧倒的状況になり、ソラはクラミーに降伏するように呼びかけるが、

クラミーの表情は狂気で満ちあふれ、兵士達の死を問わず突き進めはじめたのだ!

追い詰めすぎ、なりふり構わないようになってしまったのだ。

不安そうにするシロ。

しかしこれこそがソラの狙いだった。

 

その瞬間、クラミーのキングが砕け始める。

いつの世も、圧政などによる為政者の最後は判を押したように同じ、

身内による暗殺である。

 

長きにわたる、地球での人間達の争いの歴史を知るソラには、

この最後が見えていたのだ。

こうしてソラとシロはクラミーに勝利を収めた。

 

ゲームの後、ソラはエルフの力を借りて、人類の可能性を信じていなかった

クラミーに対して少し説教をすると、クラミーは子供のように泣き出してしまった。

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後日、無事エルキア王国の王「全権代理者」になっとソラとシロ。

国民の前のスピーチで、がちがちに緊張しながらなんと

全種族に宣戦布告を仕掛けるのであった。

果たしてこれから人類は空白はどうなっていくのか、、

 

04/まとめ・感想

今回ノゲノラの王位選定戦編と勝手に命名して、自分勝手に紹介させていただきました。ちょっと長くなってしまった感じですが、まだまだ紹介しきれていません。

省きまくっています。サービスシーンもあります。

なので是非、本編を見ていただけたら幸いです。

 

王位選定戦編では、本当に兄のソラがかっこよく映っています。

そして、人類(イマニティ)の現状がいかに大変かが伝わってくる内容です。

何より、途中でしっかりと笑わせてくれるところが素晴らしい。

笑いもあり、知的戦闘シーンもあり、かっこよくてそしてかわいい。

素晴らしい作品で人生で一番好きな作品です。